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胸部解離性大動脈瘤は突然の痛みから

人はなんらかの病気にかかった時、それなりの痛みを覚えることになります。
虫歯、胃痙攣などになった時は、相当な痛みを訴える場合も出て来ます。
ですが痛みがそんなものでは済まないと言う病気があります。
それが急性の解離性胸部大動脈瘤と言われる病気です。
心臓から出る大動脈が6センチ近くに膨れ上がり、破裂寸前での痛みとなります。
破裂してしまった時には手術を行っても生命維持が難しくなり、破裂直前に手術することで回復に向かうことが出来る病気です。
その破裂寸前と言う血管に亀裂が入った時の痛みは、例えようのない痛みと言われます。
ある人は、雷が直接落ちて来た感じで全身に電流が流れたと表現します。
また別な人は、象に踏まれた感じがする痛みとも言います。
いずれの人も痛みを感じた後は意識を失った人も多く、痛みの鋭さが伝って来るものです。
高血圧や動脈硬化からなる病気ですが突然に襲って来るもので、普段から節制で健康な体を保つことで防ぐことが可能です。

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