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血圧の心配は低血圧でも考えられます

中年と言う声が聞こえるようになると、心配になるのが血圧です。
会社の健康診断でも必ず測ることになり、血圧が低くて良かったと胸をなでおろす人も多いはずです。
一般的に言われる血圧の数字ですが、高血圧は高い数値が140を超えることになります。
しかし一時の140ではなく、この140と言う数値が続くことを意味しています。
走って来たり、階段を上った後では数値が高くなっており、この場合は高血圧とは言わないのです。
血圧の測定は、最高血圧と最低血圧を測ります。
心臓が収縮することで血液が大動脈に出て大動脈が膨れ、その時にかかる圧力が最高血圧です。
また心臓が拡張すると膨らんだ大動脈が元に戻ろうとすることで、血液が抹消血管に送り出されます。
この時大動脈にかかる圧力を、最低血圧と呼んでいるのです。
そのことから最高血圧は収縮期血圧と言い、最低血圧は拡張期血圧と言われています。
良く言われることに低血圧は治療の必要がないと言われますが、臓器の機能障害が起こる場合もあり、その時には治療が必要になります。

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